このサイトについて

 

第2次日誌フル

科研費基盤研究B・20H01319「維新政権期の木版刊行物に関する学際的研究およびオープンサイエンスの推進」(令和2年度~令和5年度 研究代表・国文学研究資料館研究部 藤實久美子教授)の一環として、官版日誌類のフルテキスト化横断検索を可能とするためのデータベースです。

作成には、戊辰戦争期木版刊行物研究会の藤實久美子、箱石大、山口順子が携わりました。

「『太政官日誌』等フルテキスト検索化プロジェクトについて」PDF/準備中

第1次日誌フル

第1次日誌フル

平成27年度 (2015年度) 基盤研究(B)採択「官版日誌類に関する史料学の構築および戊辰戦争期の情報と地域に関する学際的研究」(研究代表:藤實久美子・ノートルダム清心女子大学教授)のうち、『太政官日誌』のフルテキスト化プロジェクト用サイトです。

次の研究目的のため、『太政官日誌』慶應4年(明治元年)分について情報解析を可能にしています。

作成には、戊辰戦争期木版刊行物研究会の藤實久美子、箱石大、松沢裕作、石田七奈子、寺島宏貴、清水詩織、山口順子が、一貫して協働しました。

「『太政官日誌』フルテキスト検索化プロジェクトについて」外部PDF

<研究目的>
政治・社会の激動期である戊辰戦争期(慶応4=明治元[1868]年正月~明治2年5月)の維新政府系の出版物である官版日誌類の調査を通じて官版日誌類に適合的な史料学を確立し、官版日誌類の作成・交付・流通・受容・蓄積の諸相、古書市場への流出と購入・利用の諸相という史料のライフコースの視点から、当該社会の情報空間の状況を解明することにある。

維新政府系の官版日誌類は官報前誌に位置づけられるが、日本近世・近代史研究の狭間にあって研究が著しく立ち遅れている。故に本研究では1所在状況の確認、2現地調査の実施、3官版日誌類の関係性の解明および基礎データの蓄積、4維新政府の政治情報開示の意図と官版日誌類の作成過程、5交付・流通のルート・範囲・速度、6様々な受容と蓄積の諸相について研究する。